第51回日本毒性学会学術年会第51回日本毒性学会学術年会

プログラム

優秀研究発表賞 受賞者

P-1E
平野 哲史 (富山大学 学術研究部)
研究題目:フィプロニル代謝物が引き起こすミクログリア-ニューロン間相互作用の撹乱メカニズムの解明
P-16E
福田 大輝 (九州大学薬学部薬物動態学分野)
研究題目:マクロファージおよび概日時計機構に着目したバンコマイシン誘発性腎障害の発症機構解析
P-18E
清水 聡史 (静岡県立大学 薬学部 生体情報分子解析学)
研究題目:マルチオミクスによる腎臓近位尿細管におけるシスプラチン排泄機構の性差同定
P-20E
田口 央基 (徳島文理大学大学院薬学研究科衛生化学分野)
研究題目:シスプラチン耐性近位尿細管細胞を用いた新規シスプラチン腎障害責任因子の探索
P-22E
山室 友紀 (中外製薬株式会社 安全性バイオサイエンス研究部)
研究題目:In vitro血管局所刺激性評価系の構築とその有用性
P-32E
紺野 紘矢 (第一三共株式会社 研究開発本部 安全性研究所)
研究題目:AIを用いたカニクイザルにおける異常行動検出モデルの構築
P-50E
山上 洋平 (国立医薬品食品衛生研究所 病理部)
研究題目:アセトアミドのラット肝発がん過程における染色体再構成の関与の検討
P-70E
須藤 優喜 (中外製薬株式会社 安全性バイオサイエンス研究部)
研究題目:ヒト腸管オルガノイドを用いた消化管毒性評価系の構築

学生ポスター発表賞 受賞者

P-2S
Jiayan SUN (北里大学獣医学部毒性学研究室)
研究題目:古紙リサイクル排水に含まれる増感剤関連物質の芳香族炭化水素受容体(AhR)活性化能の評価
P-7S
福田 彩乃 (千葉大学大学院医学薬学府)
研究題目:メタボローム解析によるヒト肝がん細胞(HepG2)における低温ストレス応答機構の解明
P-12S
Liuchenzi ZHOU (生理研究所心循環シグナル/総合研究大学院大学生命科学研究部門)
研究題目:超硫黄分子代謝は細胞形態の調節に関与する
P-25S
福岡 航平 (九州大学大学院薬学研究院薬物動態学分野)
研究題目:ビタミンA蓄積を介した腸管IgA分泌異常によるCKD性心筋症増悪機構の解析
P-46S
竹下 明希 (静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学)
研究題目:異物応答性核内受容体CARによるGadd45b遺伝子プロモーターの脱メチル化を介したGadd45b転写調節機構の解析
P-54S
出原 若葉 (阪大薬)
研究題目:マイクロ・ナノプラスチックの細胞内動態解明に向けた検討
P-61S
鳥本 晋太郎 (岐阜医療科学大学薬学部薬理学分野)
研究題目:シスプラチンの腎毒性に対して時計遺伝子Cry2は毒性を軽減させる
P-72S
彭 寒薇 (金沢大学医薬保健研究域薬学系)
研究題目:3D-RPTECを用いたMegalin介在性腎障害の評価
P-75S
永嶋 祐安 (東京大学農学生命科学研究科獣医衛生学研究室)
研究題目:中枢神経系に対する安全性薬理試験評価法としての心拍変動解析の有用性に関する研究
P-80S
長嶌 優子 (東京農工大学獣医薬理学研究室)
研究題目:ラット膀胱オルガノイドを用いた新規化学発がんモデルの確立
P-90S
佐伯 悠真 (阪大薬)
研究題目:銀ナノ粒子曝露による雄性生殖能に対する毒性の評価
P-95S
髙島 隼人 (東北大学大学院薬学研究科代謝制御薬学分野)
研究題目:炎症に伴い誘導される一酸化窒素によるセレン代謝リモデリング機構
P-105S
赤池 哉太 (昭和大学大学院薬学研究科毒物学分野)
研究題目:Balb/cマウスにおけるメチルフェニデート父性曝露が次世代へ及ぼす影響
P-108S
藤村 沙季 (山陽小野田市立山口東京理科大学薬学部衛生化学分野)
研究題目:子宮内血流不全が脳発達に及ぼす影響:発達神経毒性の横断的理解
P-109S
長平 萌花 (岐阜薬大)
研究題目:母体免疫活性化による神経発達影響評価における神経分化トレーサーマウスの有用性検証
P-114S
高橋 加鈴 (千葉大学大学院医学薬学府)
研究題目:スペシエーションによるセレン糖合成酵素SenBの活性評価
P-118S
横井 歩希 (京都大学 iPS細胞研究所)
研究題目:大腸オルガノイドを用いたIBDの病態再現および治療薬の評価
P-125S
岩坂 拓海 (東京大学 大学院薬学系研究科 分子薬物動態学教室)
研究題目:メチレンジアニリンを用いた飲水肝機能障害モデルマウスの樹立及び毒性プロファイル評価
P-128S
野々下 由真 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 獣医薬理学研究室)
研究題目:線維芽細胞増殖因子23は非アルコール性脂肪肝炎に伴う心筋肥大を促進する
P-129S
湯 肖康 (自然科学研究機構 生理学研究所 心循環シグナル研究部門/自然科学研究機構 生命創成探究センター 心循環ダイナミズム創発研究グループ/総合研究大学院大学 生命科学研究科 生理科学専攻)
研究題目:Echinochromeによる硫化水素蓄積の抑制を介した心筋梗塞後の保護機構
P-130S
内田 奈那 (静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学分野)
研究題目:化学物質の肝毒性最小影響量とP450阻害活性の定量的関連性解析
P-131S
芝田 南美 (静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学分野)
研究題目:農薬のラット反復投与毒性試験結果を利用したCYP1A1阻害活性と肝毒性関連所見の関連性解析

(2024年6月11日現在)

(2024年6月11日現在)

(2024年6月11日現在)

(2024年6月17日現在)
「ユーザー名」、「パスワード」は、6月17日に参加者の皆様へE-mailにてご連絡しておりますので、そちらをご参照ください。また、ネームカード(参加証)にも記載いたします。

2024年4月1日現在
※下記掲載内容に予定/敬称略/仮題/順不同を含みます


プレナリーレクチャー(7月4日)
Stuart A. Lipton先生(The Scripps Research Institute)

“Dark” Pathways of Protein Transnitrosylation Injure Synapses in Alzheimer’s Disease: Mechanism and Potential Treatment

Stuart A. Lipton先生
特別講演(7月3日)
吉田 稔 先生(理化学研究所)

「生理活性物質の作用機序を探る」

吉田 稔 先生
特別講演(7月3日)
内田 浩二 先生(東京大学)

「毒性アルデヒドに対する免疫記憶」

内田 浩二 先生
特別講演(7月4日)
山本 雅之 先生(東北大学)

「酸化ストレス応答の分子基盤と病態」

山本 雅之 先生
特別講演(7月5日)
金子 周司 先生(京都大学)

「有害事象を低減させるデータサイエンス」

金子 周司 先生
教育講演(7月3日)
吉田 武美 先生(薬剤師認定制度認証機構)

「危険(かつての違法、脱法)ドラッグの現状を知り、これからを考える」

吉田 武美 先生

シンポジウム

  • 形に紐付けられる生体情報解析技術
  • 産業薬剤師の可能性
  • 医薬品毒性機序研究部会シンポジウム:毒性発現機序(AOP)の理解とその毒性評価への応用
  • 個人差を反映した医薬品評価の現状と今後の展望
  • がん化学療法剤による末梢神経障害:メカニズムと予防・治療法
  • Microphysiological systemsの行政・産業への受入れの現状と課題
  • 毒性研究者によるPDE/OEL算出―医薬品の品質管理と労働者の安全性担保のために―
  • 環境要因によるエピジェネティック制御
  • 子供の毒性学:高次脳機能の周産期化学物質曝露による修飾のメカニズムに関する研究成果と、ヒトの子供で報告される高次脳機能変化との生物学的関連性
  • 日韓合同シンポジウム:オルガネラ毒性と代謝疾患
  • 【KSOT-JSOT合同シンポジウム】PFAS問題の動向と最新の知見
  • 多様な酸化・毒物ストレスに対する新たな生体応答システム
  • 毒性学におけるメタロミクスの最先端 ―産官学連携による新展開―
  • 先進的in vitro modelを用いた初期毒性評価戦略
  • 【日本毒性病理学会合同シンポジウム】日本毒性病理学会からのトピック:薬物誘発病変の回復性
  • 医薬品の環境リスク評価の現状と将来展望
  • 核酸医薬品開発における安全性評価の課題と取り組み
  • 新薬開発における薬剤性痙攣の評価 ―非臨床における痙攣リスク評価の強化―
  • 生体金属部会シンポジウム:~金属による免疫毒性~
  • 鳥の鉛中毒:国内で「今」起きている健康被害
  • データサイエンスが拓く薬物毒性学の新たな未来
  • 免疫毒性学から観たワクチン学
  • 日韓合同シンポジウム:レドックスシグナルと臓器/組織毒性
  • 体内時計の変調がもたらす健康障害と疾患:メカニズムの理解と予防策の構築に向けて
  • 最新の実験動物の薬物代謝酵素知見からヒト酵素特徴の再確認へ
  • 人工知能(AI)と生命医学と毒性学
  • 腸管毒性を考える
  • 付加体科学部会シンポジウム:Unity in diversity: 付加体がつなぐ毒性学
  • 短寿命活性種の毒性と機能性
  • 次世代研究セミナー:生体組織を体外で再現する ー 機能の理解とその応用に向けて ー
  • 【日本中毒学会合同シンポジウム】トキシドロームと分子毒性学的新知見
  • 【SOT-JSOT合同シンポジウム】NAMs and Risk Assessment
  • トキシコロジストのキャリア形成支援プログラム:安全性研究における技術継承とキャリア形成
  • 機器分析で生理活性物質・環境化学物質の作用機序を解き明かせ
  • 神経・グリアクロストークが織りなす神経病態

ワークショップ

  • 臨床検査から正しい情報を得るためには?
  • 安全性評価技術の今昔物語:故きを温ねて新しきを知る
  • ヒト試料を用いた医薬品の安全性評価の最前線~臨床副作用の予測性向上を目指して~
  • ニューモダリティ医薬品にユニークな新たな開発戦略
  • DX時代の毒性病理 ―AI病理システムと病理ビッグデータへの取組みにおける課題と展望―
  • 若手企画ワークショップ:子育て世代の研究者の働き方を考える
  • 若手企画ワークショップ:ミライの毒性学 明日から役立つ最先端技術

第21回市民公開セミナー

日 時:2024年7月6日(土)10:00~12:00
会 場:九州大学医学部 百年講堂
テーマ:かゆみの仕組みと解決法、知りたくありませんか?

「痒みを感じる仕組み」

津田  誠 教授(九州大学・大学院薬学研究院・薬理学分野)

「皮膚の病気に伴う痒みとその新しい治療」

中原 剛士 教授(九州大学・大学院医学研究院・皮膚科学分野)

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